文章力ってどうやったらアップするか疑問に思いませんか?
今回はイケダハヤトさんの『武器としての書く技術』を読んでみました。
本書を呼んだからといっって、明日から急に面白い文章が書けるようになるとは思いません。でも、文章と向き合う重要な「心構え」を知りました。それは目的意識を持って文章を書くこと。
今後、定期的に振り返るために、僕にとって参考にしたい!と思ったポイントをまとめておきます。
この記事の目次
文章に必要な4つの力とは
- スピード感
- コピー力
- 引きつけておく力
- リピートしてもらう力
Webという誰もが参入できる市場で、自分の記事を最後まで読んでもらうためには、「文章のテンポ」や「読みやすさ」が重要。
ものすごく納得 です。
僕は、何かを説明するような文章を書くと、ついつい1つの文章が長くなりがちです。これではテンポが良いとは言えません。今は、ちょっと短文に切りすぎかな?と思うくらいで文章を切るよう意識しています。
「~だと思います」を使い過ぎない
あなたが言いたいことは思ったほど伝わらない。表現はちょっと強めくらいでちょうどいいのです。心からそう思うのなら、言い切っちゃいましょう。言い切れないようなことは、言う価値もありません。
はい、僕のことですね。本書を呼んだ後、過去記事を改めて読んでみると「~と思います」がものすごく多い……。
「~と思います」「~だそうです」と書くことで、自信なさげに見えてしまう。
そんな人間の記事を納得感を持って見てくれるはずがありませんよね。気をつけなければ……。
結論を決めてから文章を書く
悠長に起承転結している場合ではありません。まず結論。まず、サビ。これを意識しておくことです。
ネットユーザーは 飽きっぽく、気まぐれで、手厳しく、忙しい 。だから、結論が分からない文章は最後まで読んでくれない。つまり、自分の中で腑に落ちた結論や賛否を意識しながら文章を構成する必要がある、と。
「記事を作るときはタイトルと見出しから」なんて言葉を聞いたことはありませんか?
まさしくその通りなんですよね。
途中で「あれ?なんか文脈が繋がらないぞ?」と思われた時点でユーザーは去ってしまう。それを避けるために結論となるタイトルがあり、その筋道となる見出しが有るというわけです。
読者の思考を先回りする
文章の中で、読者の反応を予想し、それに対する回答を書くことで納得感のある文章になる。一見すごく難しく感じるこの技術。
よくよく考えると、通販番組とかこの形ですよね?
「こんな油汚れ簡単に落ちないと思うでしょ?ところが!!あっという間にこの白さ!!」っと、視聴者の先回りをすることで、納得感をアップさせ売上につなげているんですね。
執筆スピードを高めるためのトレーニングをする
「速く書けるようになる」というのは「速く走れるようになる」ということと、非常によく似ています。足を早くするための方法は、シューズを変える、フォームを学ぶなど、さまざまなものがありますが、結局大切なのは、日々ひたすらトレーニングをすることです。
この本を読んで、僕自身が一番取り入れようと思ったのがこの点。
ブログを書き出して、やっぱり毎日更新は無理!となんとなく思っていました。
「自分の記事はキャプチャとか準備しないとダメだから……」とか「速さよりクオリティを……」とかついつい考えがちですよね。でも、そもそも練習をしないと、そんなに速くなるわけがない、と。
今の自分の時間あたりのタイピング速度や、調べ物にかかる時間ってどれくらいだろう?じゃあ実際に測ってみるか。
そうやって具体的に数値化することで、変化が分かるようになります。成長を実感すればモチベーションにも繋がりますし、目標の生産性を決めて取り組めば達成感も得ることができます。
ちなみにこの記事は、構成を考えて書き始めるだけで1時間10分かかりました。もっと練習してスピードを上げたいですね。
結論:文章を書くことへの意欲を高めたい人にオススメ
文章力についての書籍だけに、文章のつなげ方が上手くて全体的に納得感もあったので、さくっと読むことができました。文章を書くということへの意識を高めたい人や、イケダハヤトさんのブログへの取り組み姿勢を知りたい人にとっては、かなり参考になるかと!
『武器としての書く技術』の全体を通して、僕が感じた「武器」とは目的意識と練習量です。イケダハヤトさんはサラリーマンブロガーの記事が超つまらない理由という記事の中でこんなことを書いておられます。
変化しなければ、成長しなければ、面白くないのです。徹底的に時間とエネルギーを注いで、練習するべきなのです。そうしなければ、あなたは主人公にはなれません。あなたはいつまでたっても脇役か、傍観者の域にとどまります。
記事そのものについての所感は置いておいて、書く技術を武器として昇華させるためには、文章の分かりやすさやテンポについて、自分なりの目標を持って練習し続けることが成長につながっていくんですよね。
1人でも多くの人に自分の記事を読んでもらえるように、しっかりトレーニングしていきましょう!
以上、TSUNJI(@tsunji1983)でした。
参考:本書の目次
参考までに、本書の目次を載せておきます。これは!』と思うところがあればぜひ読んでみてください。
1章
文章が残念な人の10の特徴2章
凡人の文章を最強の文章に変える10の魔法3章
月40万字書き続けるぼくの12の秘密4章
ここまで公開していいのか?書いて月50万円稼ぐ法5章
書く技術はこんなに人生を豊かにする