少しでも安くMacBookを買いたい!
そう思っていろいろと調べて、僕は「整備済み製品」を購入しました。
そこで今回は、僕が購入の判断基準とした「整備済み製品を購入するメリット/デメリット」や、気になる「どれくらい安くなるのか(割引率)」についてまとめてみました。
この記事の目次
「Apple品質認定の整備済製品」とは何ぞ?
公式サイトには以下の説明が記載されています。
Apple認定整備済製品とは、Appleの厳しい整備プロセスを経て販売される、新品ではないApple製品のことです。技術的な問題があって返品された一部の製品を含みますが、すべての製品に対してAppleの厳しい品質基準に沿った整備プロセスを実施しています。
http://www.apple.com/jp/shop/browse/home/specialdeals/refurbfaq_popup
基本的には、購入キャンセルや返品された製品について、再度イチから整備を行い販売している、ということですね。
Apple公式サイトの一番下のメニューの「整備済製品」というリンクをクリックすると、現在販売中の整備済み製品を見ることができます。
整備済み製品を購入するメリットは?
定価より安く買える
Apple製品は基本的に値引きされることがほとんど有りません。最近ではApple Storeだけでなく、一般的な家電量販店でも販売されるようになってきましたが、ポイント還元率も低めに設定されていて、展示処分品とかでない限り、なかなか安くはなりません。
詳しい割引率は後述しますが、一定の金額でも安くなる「整備済み製品」はかなり貴重な存在なのでは無いでしょうか。
すぐに届く
これ、すごいびっくりしたんですが、当日の15時までの注文なら、即日配送してくれるそうです。僕自身、注文した翌日には手元に届いていました。
カスタマイズしたりしない分、在庫を郵送するだけなので、素早い対応が可能なんでしょうね。
整備済み製品を購入するデメリットは?
在庫のある商品しか買えない
当然の事ながら、すでにカスタマイズが終了した状態の商品になりますので、「CPUをCorei7に~」とか「メモリを16GBに~」と自分好みに変更することは出来ません。自分の欲しいスペックの製品があるかどうかは運次第です。
新品では無い
一般的な中古品に比べれば、その品質は限りなく新品に近いとはいえ、一度は誰かの手に渡っている可能性が有る製品です。せっかく買うなら新品じゃないと!って人には適しません。
購入品を目にした僕からすると、どこが新品と違うの?というレベルでめっちゃキレイでした。詳しくは、下記の記事で開封の様子の写真をいっぱい載せているので確認してみて下さい。
整備済み製品はどれだけ安いの?割引率とか決まってる?
現在販売中の商品でしか比較ができなのですが、本日(2016年5月5日)時点の在庫を中心にいくつかの製品について、定価と整備済み製品の価格を比較してみました。
MacBook Pro
まずは、自分が買ったMacBook Proを例に見てみましょう。
機体 | 13インチ MacBook Pro |
モニター | 13.3インチ Retinaディスプレイ |
CPU | 2.7GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ (Turbo Boost使用時最大3.1GHz) |
メモリー | 16GB |
データ容量 | 256GB フラッシュストレージ |
グラフィック | Intel Iris Graphics 6100 |
Apple公式HPだと、真ん中のモデル(竹)で、メモリを8GB→16GBにカスタムしたものと同等スペック。定価196,800円(税別)のところ、整備済み製品だと165,900円(税別)と3万円(約15.4%)安くなっています。
MacBook Air
続けて、こちらも人気機種であるMacBook Airについて見てみましょう。
機体 | 11インチ MacBook Air |
モニター | 11.6インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ |
CPU | 1.6GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ (Turbo Boost使用時最大2.7GHz) |
メモリー | 4GB |
データ容量 | 128GB フラッシュストレージ |
グラフィック | Intel Iris Graphics 6000 |
MacBook Airの最小構成で見てみると、定価102,800円(税別)のところ、整備済み製品だと86,800円(税別)と16,000円(約15.6%)安くなっています。
Mac mini
最後に、Mac miniはどうでしょうか?
機体 |
Mac Mini
|
モニター | 11.6インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ |
CPU | 3.0GHzデュアルコアIntel Core i7 (Turbo Boost使用時最大3.5GHz) |
メモリー | 8GB |
データ容量 | 1TB PCIeベースフラッシュストレージ |
グラフィック | Intel Iris Graphics |
たまたま整備済み製品で在庫の合った、一番高いものが、Mac mini の一番高い構成(松)でさらに記憶媒体を一番高スペックに変更したものだったので、比較。定価238,800円(税別)のところ、整備済み製品だと202,000円(税別)と36,800円(15.4%)安くなっています。
結局どれくらい安くなるの?
ゴールデンウィークだったせいでしょうか、在庫がかなり少ないため、厳密な比較は出来ませんでした。ただし、おおよその傾向として、「15%程度安くなる」と思っておけば間違いないでしょう。
整備済み製品に関するよくある疑問【随時更新】
Q.実は前のユーザーが結構利用してるんじゃ?
A.多少の当たり外れはあり、ただし心配するほどでは無さそう
僕は購入検討の段階で、大阪のAppleStoreにMacBookを見せてもらいに行きました。その時、スタッフの人に同じようなことを聞いたのですが、その時に教えてもらったのが、「残念ながら当たり外れはある」ということ。「カスタマイズして配送したけどキャンセルになって返ってきた」みたいな、新品と何が違うの?っていう状態のものもあれば、保証期間内で返品・交換対応した製品の問題点を修理した状態のもの、というものも有る。
ただ、あまり使用感がある(バッテリーをすごく使ってる等)場合は、その部品もチェックを通らず交換になるので、そこまで神経質にならないで良いよ、とのことでした。
ちなみに、僕が購入した整備済みMacBookProの充電回数を調べてみると、↓のような感じ。充電回数1回とか、ほとんど使っていないっぽい?
Q.保証とかどうなの?
A.Apple認定ということで、新品と同じく1年の保証あり。
MacBookなどのハードウェア製品は、AppleCare製品といって「90日間の電話サポートと1年間の製品保証」がついています。整備済み製品も、Appleのチェックを通った認定製品ということで、この保証の対象になります。
また、さらに2年の計3年、保証をつけることができる「AppleCare Protection Plan」というものが有るのですが、整備済み製品も問題なく加入することが出来ます。
TSUNJI(@tsunji1983)的まとめ
僕の場合、どうせいろいろアプリ入れてみたりなんやかんやと触ることになるので、そこまで新品であることにこだわりが無く、「整備済み製品」という選択をすることにしました。
[plusin_ab_test id=”3″ title=”整備済みMac記事CTA”]製品の選び方は人それぞれですが、「新品じゃないとダメ!」って人以外は、ちょっと浮いたお金で周辺機器(アクセサリ)とか買ったほうが、MacBookがもっと使いやすくなるのでは無いでしょうか?
これから、どんどんとMacBook Proを使いこなせるように、いろいろと試してみたいと思います。
以上、TSUNJI(@tsunji1983)でした。