こどもが夜中に急に嘔吐した!あなたならどうする?
どうも、TSUNJI(@tsunji1983)です。
つい1ヶ月ほど前、いつもなら朝まで起きない息子が、急に深夜にグズりだしたのでおかしいな~と様子を見ていたら、急に嘔吐しました。慌てて熱を測ってみたら38.5℃。もう夫婦揃ってパニックです。
ただ、吐き切った後の息子は超ごきげんで、特にぐったりもしていません。でもお茶とか飲ませると、即座にマーライオンに変身……。なにかあればすぐに救急車を呼べるようにスマホを片手に握りしめ、超厳戒態勢で見守った後、翌朝に救急病院へ担ぎ込みました。
結局、たんなる胃腸の風邪ということで、大事には至らなかったのですが、初めての経験で本当に頭が真っ白になってしまいました。
赤ちゃんはよく体調を崩すので、同じような失敗を繰り返さないために、救急病院の先生に「急な発熱や嘔吐にそなえて、自宅に置いておくべきベビー用品はありますか?」と質問してみました。
今回は、その時に教えてもらった「赤ちゃんの体調不良に備えて、準備しておくべき3つのベビー用品」について、ご紹介させて頂きます。
この記事の目次
緊急性の判断のために絶対に持っておきたい「浣腸」
救急病院に担ぎ込んだ時、最初に聞かれた質問が「うんちは見ましたか?」というものでした。あかちゃんのうんちには、色や匂いなど、あかちゃんの体の状況を判断できる様々なサインが隠れているそうです。
ネットで調べると、「嘔吐をしていてもぐったりしていなければ大丈夫」という意見をよく目にしますよね。でも、もしうんちを調べてみて血がまじっているのを発見したら、内蔵のどこかがダメージを受けている可能性があるので、有無を言わさず救急車です(便秘でちょっと切れた、とかは別ですよ)。
赤ちゃんが急な発熱や嘔吐をしたら、うんちを確認しましょう。ただ、水分をあたえてもすぐ嘔吐するときは、体内の水分が少なくなっていて、うんちが出にくいことがあるので、こども用の浣腸があると便利、というわけです。
※↓の浣腸はこども用ですが、1個まるまる使えるのは1歳からです。1歳未満の赤ちゃんは、1つの浣腸の半分だけ注入します。必ず、パッケージで使用法を確認してください。
水分と塩分を補給するための「OS1(オーエスワン)」
特に嘔吐をしているときは、水分と塩分の補給が欠かせません。でも、お茶をあげてもすぐにマーライオン化してしまう……。
そんなときのために、経口補水液OS1(オーエスワン)を準備しておきましょう。特におすすめなのが、ゼリータイプのものです。
経口補水液自体は、水・砂糖・塩があれば簡単に作ることができます。ただ、嘔吐中の赤ちゃんが一番つらいのは何か?それは「空腹感」です。
おなかが減った→グズる→なにか食べさせる→気持ち悪くてグズる→マーライオン化→お腹が空になる→……(エンドレスループ)
そこで、ゼリータイプのOS1(オーエスワン)を準備しておくことにより、空腹感を紛らわせつつ、水分補給もさせることができるのです(もちろん、一度にいっぱいあげすぎるとすぐにマーライオンになります)
嘔吐中の赤ちゃんを見て、「離乳食はさすがに負担だろうから、ミルクだけあげておこう」なんて思っていませんか?(僕は思っていました)
これ、間違いです。ミルクは、それを飲む赤ちゃんがぐんぐんと育つことから分かるように、かなりの高カロリー食です。体が弱っているときにあげてしまうと、めちゃくちゃ負担になるのでやめましょう。
すこしでも負担を和らげるための「冷えピタ」
特に深夜に熱を出した時、眠たいのに寝ることができない!と赤ちゃんがグズることが有ります。そんなときに使いたいのが、赤ちゃん用の冷えピタ。
「発熱」という現象は、体内で病気と戦っている証であって、この商品を使用することで「熱が下がる」わけでは有りません。しかし、おでこや脇の下に冷えピタを貼ることによって、発熱による不快感を緩和させることができるそうです。
ですので、あまりに不眠の状態が続いて、赤ちゃんがグズってしまう場合には、冷えピタを貼ってあげて、すこしでも負担を和らげるようにしてあげましょう。
まとめ:もしもの時にパニックにならないための準備を!
今回紹介した3つのベビー用品の中で、特に重要なのは「浣腸」です。
まだ言葉を話せない赤ちゃんは、どこかが痛いだとかしんどいだとかを伝える方法がありません。パパ・ママが頑張って、その状況を判断する必要があります。
この際、もっとも分かりやすいサインが「うんちの変化」なので、体調不良を感じたら、注意して観察してみてください。
また、ちょっとでも「おかしい!」思うことがあれば、救急車を呼ぶか、もしくは各市町村で常設されている24時間受付の子育てダイアルへ電話してみてください(地域で送られてくる季刊紙とかに記載されてます。分からなければお近くの市役所へお問い合わせ下さい)。
いざというときに、僕のようにパニックになってしまわないように、しっかり準備しておくことをおすすめします。
以上、TSUNJI(@tsunji1983)でした。