早いもので、息子が生まれてもうすぐ5ヶ月になります。
この5ヶ月、今となってはそこまで気にする必要のなかったことも、初めての子育てに疑問に思ったり不安を感じたり、本当に手探りでした。
このブログは『自分が困ったことを分かりやすくまとめることで、誰かの助けになる情報を発信したい』という趣旨で始めたものです。
なので、子供が生まれたばかりで、同じように手探りで子育てを頑張っておられるお父さん・お母さんや、将来2人目を育てることになった時の自分たちのために、『覚えておいてほしいこと』を妻と一緒にまとめてみました。
この記事の目次
赤ちゃんは泣くモノ。『しばらくほっとこ~』くらいの軽さも必要
うちの息子の鳴き声、かなり大きいようなのです。
産婦人科の新生児室で、同じように生まれたばかりの赤ちゃんが7人くらい、みんな泣いてるはずなのに、自分とこの息子の声だけ圧倒的に響き渡ってるとか…
2ヶ月遅れで生まれた近所の赤ちゃんがギャン泣きしてるのを聞きながら、あとで『うちの7割くらいやんな…』って話すとか…
だからでしょうか、うちは夫婦とも、息子が泣いたら即ダッシュしてだっこしたり、おむつ替えたりしてました。
そして泣き止まないので、なんで?どうして?と焦って、お互いに余裕を無くしていきました。
今だからこそ分かりますが、何をしようが泣く時は泣くんです、赤ちゃんって。
すごいちっちゃくて頼りないけど、5分や10分泣いたからってどうにかなるほど『命』って弱くないんです。
赤ちゃんは『泣くのが仕事』。今日も頑張って働いてるね~と夫婦で笑えるくらい、楽天的に思っても大丈夫なものなんです。
『粉ミルクは3時間空けて~』とかにこだわる必要は無い
特に最初の2ヶ月はまさに『戦争』です。
すんごーーーーーく泣きます。
『泣く』『ミルク飲む』『寝る』のどれかしか有りません。
よく泣く&うちの息子のようにあまり寝ない、という場合、『粉ミルクは3時間空けて』の制約は、ミルク飲んでせっかく寝そうだったのにゲップがうまくできなくて、しゃっくりが始まり上手く寝れなかった!とかが発生すると、途方も無く長く感じます。うちの子、しょっちゅうしゃっくりしてました…
『あと2時間、自分は寝ることができない』『次のミルクで寝なかったらどうしよう』『母乳はそこまで飲んでくれないし』そんな不安で疲弊してしまいます。
たしかに消化機能の発達していない赤ちゃんに、無理にミルクを飲ませるのは厳禁です。でも1~2ヶ月の赤ちゃんって、1回で60ml飲ませようね~とか決まっていても、なかなか全部飲んでくれなかったりします。
そんなとき、もっとミルクを飲ませて、なんとか寝かしつけるんだ!とか無理するより、いま40mlしか飲まなかったなら、『あとでまた飲ませればいいや』とか臨機応変にミルクを飲ませてあげて良いと思います(もちろん、1日の総量は守りましょう)。
母乳で育てるつもりなら『毎回の訓練』を忘れずに
3ヶ月目とかに入って少しづつミルクを飲む量が増えてくると、母乳の出が思わしくないときに激しく泣かれます。
うちの場合、2ヶ月目くらいから、あまりの夜泣きの酷さに母乳は昼間だけ~とか決めて回数を減らしてしまったことで、母乳が十分に出ず、この3ヶ月に入った段階のギャン泣きに心が折れて粉ミルクのみに移行してしまいました。
今の時点で、なにか困っているわけではないですが、もう少し大きくなって一緒に外出したりしたとき、緊急避難的に母乳をあげたりできない分、お茶やミルクの予備はしっかり準備しないとね~って相談してます。
もし、母乳と粉ミルク、両方で育てよう~って思っているなら、多少泣かれても、『粉ミルク 飲む前必ず 母乳から』を忘れずに練習させてあげてください。
夜は交代制がオススメ
お父さん、自分は明日も仕事だから、夜の赤ちゃんの面倒はお母さんにお任せ~とかになってたりしませんか?
赤ちゃんが泣きやまなくて、『ちゃんと寝かしつけろよ!明日も仕事なんだから!』とか思ってたりしませんか?
はっきり言います。どんなにお母さんが超人でも、1人で面倒を見つづけるのは不可能です。
かと言って、仕事に差し支えるのは、一家の大黒柱として避けたいですよね?
そんなとき、うちで実践していたのが、『交代制』です。
夜中3時まではお父さん、3時からはお母さんが面倒をみる。とかそんな感じです。
もちろん、その日の体調や次の日の予定で『相談しながらシフトを決める』のが大切です。
そうすると、お互い、この時間頑張ればパートナーが助けてくれる、今楽した分、後でパートナーを助けよう!って連帯感が出てきます。
昼間は一人で頑張っているお母さんを少しでも助けてあげましょう!
おくるみ巻きは絶対覚えておいたほうが良い
よく泣く子で、抱っこで寝るのが好きな場合、かなりの効果を発揮する可能性があります。
やり方は動画サイトとかで調べてもらえば良いんですが、ざっくり言うと、産婦人科から退院するときのようにおくるみで赤ちゃんをクルッと巻いてしまうことで、意外と長い時間寝てくれることがあります。
うちの場合、普通のバスタオルを、腕や足が自由に動き回らない程度に巻きつけてベットに転がしておくと、じゃっかん襟足に汗かいたりとかしますが、3時間とか寝てくれました。
もちろんこれは、夫婦が様子を見れる範囲で行ってください。
たとえば、よるあんまり寝なかったから、午前中くらいはしっかり寝てくれないと洗濯物が~とか、休みでお父さんが家にいるから、お母さんが二度寝しちゃおう、とか異変があったらすぐに対応できる起きている大人がいる状態で試してみてください。
3ヶ月目に入ると楽になるっていうのはホント
これ、都市伝説かと思ってました。
2ヶ月目まで、本当に寝なくて↑のような交代制で、日々、眠気と戦いながら過ごしていました。
けど3ヶ月目に入ったある日、いつもは3時頃に起こされて、自分が面倒を見るターンになるはずが、ハッと気が付くと朝の6時でした。
『うそ!?何があったの!!?』
って夫婦そろって息子に何かあったのでは?と慌てて見てみると、普通に寝てる、っていうことがおきました。
もちろん、その日から急に寝てくれるようになったわけでは有りません。
それでも、そんなボーナスタイムが1週間に1、2回現れるようになりだします。
4ヶ月目に入る頃には、逆に夜急に起きたりするほうが回数としては少なくなってくるでしょう。
また『ミルク』→『寝る』→『泣く』→『ミルク』…のコンボに、時々、『ぼーっと起きてる』というのも加わります。
たくさん遊んであげましょう。そしたら、また疲れてたくさん寝てくれます。
もし1・2ヶ月の赤ちゃんに疲弊しているお父さん・お母さんがいればぜひ伝えたい。
『あとちょっとで絶対に楽になるから、夫婦で協力して乗り越えて!』
育児日記は大事な情報共有&管理ツール
産婦人科で育児日記ってもらいました?
見開きで1週間のスケジュール帳みたいな冊子で、ミルクの時間や量、寝た時間とか書くやつです。
最初は書く余裕が無いかも知れません。それでも、多少無理をしてでも書くことをオススメします。
一日一日が大変すぎて、いつ寝て、いつどれくらいのミルクを飲んだのか、昨日の事すら覚えてなかったりします。
なので、この育児日記をつけることによって、1日の総ミルク量や睡眠時間を把握したり、週ごとの変化を感じることが出来ます。
また、日中の様子を把握することが出来ないお父さんが赤ちゃんの様子を知るための大切な情報共有ツールにもなります。
頼れるなら、実家は全力で頼ったほうが良い
上記にも書きましたが、最初の1・2ヶ月は特に大変です。戦争です…
だからこそ、援軍を求められるなら遠慮せず求めてしまいましょう。
産婦人科を退院後の1週間から1ヶ月ぐらいは、両親どちらかの実家を頼るか、せめて日中のお世話に駆けつけてもらってはいかがでしょうか。
なぜなら、お父さんが仕事に出ている日中はお母さんにとって途方も無く長い時間に感じます。
また、出産という大仕事をした後の身体は、見た目にはわかりませんがボロボロです。身体に加えて心までボロボロになってしまっては子育てだけでなく、夫婦関係にも亀裂が生じるかも知れません。
お祝い返しは出産前に考えておいたほうが楽
お祝い返しは出産後1ヶ月頃に送ることが多いですが、はっきり言ってそんなものを選んでいる余裕はありません。
出産前の段階で、5千円とか1万円とか、だいたいの予算ごとに候補を選んでおきましょう。
そうすれば後は、個数と送り先を入力するだけです。
お父さんの最大の仕事はお母さんのメンタルケア
おむつを変える、ミルクをあげる、お風呂に入れる。
子育てで、お父さんが手伝えることは有ります。
でもあくまで『手伝う』ことしか出来ません。
お休みの日、仕事で疲れているのは分かりますが、お母さんに休みはありません。
『24時間、戦えますか?』って栄養ドリンクのCMが有りましたが、24時間365日、働き続けるのは、やっぱり無理が有ると思うんです。
かといって、仕事をしている以上、家にいて、育児を手伝える時間なんてそこまで多くありません。
お父さんの最大の仕事は、お母さんを気遣って、お母さんが最高のモチベーションを保てるように、今日の育児の様子がどうだったかしっかり聞いてあげることだと思います。
6ヶ月頃から始まる『人見知り期』に、赤ちゃんが自分に慣れてくれず泣かれたりしないように、赤ちゃんやお母さんを大切にしてあげて下さい。
TSUNJI(@tsunji1983)的まとめ
ここに書いたのは、あくまでうちの子や妻の場合、です。
自分たちは本当に不安でした。というか今でも不安です。
それでも少しずつ、夫婦で相談しながらの子育ては、本当にやりがいがあります。
僕にできるのは、妻のサポートに過ぎませんが、すこしでも楽しく子育てができるように、日々工夫していきたいと思います。
こんな体験談が、同じように子育ての不安や悩みを抱えるお父さん・お母さんの助けになることを願っています。