「新居では食器棚を新しく買うから、今使ってるやつを捨てないと……」
引っ越しするためには、要らないものを捨てる必要があります。
燃えないゴミなどで出せる大きさなら良いのですが、食器棚や衣装ダンスなど大きな不用品を捨てるのはけっこう大変。
そこで今回は、大きな不用品を廃棄する3つの方法についてご紹介させていただきます。
市の粗大ごみ回収を申込む
手間:★★☆☆☆
費用:★★★★☆
市に対して電話で申し込みをすると、「大きさ」や「重さ」をもとに処分費用と回収予定日を教えてくれます。
当日までに、コンビニなどで「粗大ごみ処理券(シール)」を購入し、貼り付けた家具を電話で相談した場所(家の前の道路など)に置いておけば、あとは勝手に持っていってくれます。
市の粗大ごみ回収センターに持参する
手間:★★★☆☆
費用:★★☆☆☆
上記とは逆に、市が指定する粗大ごみ回収センターに自分で持参する方法もあります。
自動車が必要な場合が多く、まずセンターに入場する段階で車の重さを計測され、不用品を全て所定の場所に捨てた後、退場段階でもう一回車の重さを計測。
その差から「何キロの不用品を持参したか」を計算します。
「不用品の重さが20kgまでなら400円」など、「粗大ごみ処理券」で廃棄するよりもかなり安く処理することができます。
ただし、車に積める範囲になるので、食器棚などの大きな家具の場合、軽トラックなどをレンタルしなければならず、逆に費用がかかってしまうかも……。
引っ越し時に業者に引き取ってもらう
手間:★☆☆☆☆
費用:★★★★★
もっとも費用はかかるものの、一番簡単なのは、引越し業者に引き取ってもらう方法です。
現在の家で荷物を積み込み、新居で荷解きしてもらう際、不用品はそのままトラックに残して持ち帰ってもらう形になります。
引越し業者に対して処分の手数料を支払う必要があるので、もっとも費用が高くなる可能性が高いです。
不用品回収業者に引き取りに来てもらう
手間:★☆☆☆☆
費用:★★★★★(買い取ってくれる場合も有るが可能性・少)
不用品がたくさんある場合は、自宅まで往訪してくれる不用品回収業者を利用するのも有りです。
発売から5年未満の家電や家具、ブランド物などであれば、買い取ってくれることもあるので、場合によっては収支がプラスになる可能性もあります。
ただし、「無料回収します!」という業者でも、「回収するのは家電のみ」など制限がある可能性もあるので、事前に「○○は引き取ってもらえますか?」と確認するようにしましょう。
フリマアプリで売却する
手間:★★★★★
費用:☆☆☆☆☆(むしろプラス!)
『メルカリ アッテ』や『ジモティー』など、フリマアプリのなかでも「商品を手渡しすることを前提に利用するアプリ」に不用品を出品するのもおすすめです。
商品の撮影や説明文の記載、反応してくれたユーザーとのやり取り、商品の引き渡しなど、手間はかかってしまいますが、アプリ側へ手数料を支払わなくて良いので、まったく費用をかけずに不用品を処分できます。
我が家では、『メルカリ アッテ』で不用品の大半を処分しました。
まとめ
我が家の場合、自家用車(軽自動車)に載せることができる程度のものについては自分で粗大ごみ回収センターに持っていきました。
また、妻が『メルカリ アッテ』というフリマアプリをよく利用していたため、「古い自転車」「食器棚」「メタルラック」「衣装ダンス」などの大きめ家具たちは、安めの価格(中古販売の相場より1割程度安め。中には0円のものも)で出品することで、全て売却することができました。
処分する費用がおよそ5,000円くらいかかる見込みだったのが、逆に15,000円くらいプラスになりつつ、手放すことができたのでとても満足しています。