「完璧なタイミングは永遠に訪れないのだから、今すぐに始めたほうがいい。」
マーク・レクラウ (著)/弓場隆 (翻訳)の『習慣を変えれば人生が変わる』を読みましたので、私の感じた魅力をご紹介します。
【書籍情報】
題名 :習慣を変えれば人生が変わる
著者 :マーク・レクラウ
翻訳 :弓場隆
出版 :ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2020/3/20
本の長さ:219ページ(Kindle換算)
おすすめ度:★★★☆☆
読みやすさ:★★★☆☆
読了:2024/04/30
媒体:PrimeReading
※PrimeReadingは月に数十冊の入れ替わりがあるので、タイミングにより閲覧できない場合があります。最新情報は公式HPをご確認ください。
この記事の目次
本書との出会い:タイトルに惹かれて
私は約10日ほど前にたまたま読んだ『書く習慣~自分と人生が変わる一番大切な文章力~』という本に触発されて、アウトプットを再開しました。
とはいえ、この10日間は試行錯誤の連続で、なんとか「習慣化」する方法は無いものかと思っていたときに本書『習慣を変えれば人生が変わる』が目に入り、エッセンスを取り入れたいと読んでみることにしました。
概要(Amazon)
私たちの心は非常に強い力を持っている。
まさに古来の金言にあるとおり、人間は心の中で思っているとおりの人物になるのだ――。アメリカ・ドイツ・イギリス…各国で続々ベストセラー入り!
あなたの人生の転機になる、とても簡単で、どれも大切なこと。
いますぐに実行できる、100の人生のコツAmazon商品ページより
私が感じた『習慣を変えれば人生が変わる』の魅力
まさに“今すぐ”実行できる
本書では、7つのカテゴリのなかで、計100個のコツが取り上げられています。
Part1 基礎固めをする
Part2 成功への道筋をつくる
Part3 人生の目的と目標を見つけ出す
Part4 時間を管理する
Part5 自尊心を高める
Part6 心と体を大切にする
Part7 行動を起こす出典:習慣を変えれば人生が変わる(p.6)
それぞれで提示されているコツは、「言い訳をやめる」とか「目標を書きとめる」など、確かに今すぐに実行できることばかり。
しかも、なぜその取り組みを実行することが、人生の変化につながるのかを、段階別にまとめてくれているので、「自分にできるのはどこからかな?」と考えながら、自分に合った取り組みを探すことができます。
悩みをプラスに変化させる方法に気づける
ものすごく個人的な話ですが、私は理屈屋&心配性で、新しいことに取り組むときにあれこれ準備しようとして、ついつい時間をかけてしまいがちです。
そんなときにふと、下記のような文章が目に入りました。
完璧なタイミングは永遠に訪れないのだから、今すぐに始めたほうがいい。
出典:習慣を変えれば人生が変わる (p.27)
「あ~確かに。やっぱりそうだよな……」と、しみじみ納得してしまいました。
その他にも、
「私、ネガティブなんだけど……」
→「嫉妬や羨望はストレスの元。競争すべき唯一の相手は過去の自分」
とか、
「そもそも時間が無くて……」
→「何に時間を使っているか整理してみて。30分早く起きるのもオススメ。30分早く起きることに成功しているという誇りが生まれて自尊心も高まるよ」
など、自分の悩みや言い訳を、「ちょっとやってみようかな?」とプラスへ変化させる方法に気づくことができます。
いろいろな偉人のエッセンスがつまっている
本書では様々な偉人の言葉やエピソードがたくさん紹介されています。
エジソンの精神に学ぼう。彼は「失敗したのではなく、うまくいかない方法を1万通り見つけることに成功した」という名言を残している。
出典:習慣を変えれば人生が変わる (p.56)
そのおかげで、ひたすら文章を読み進めるだけでなく、「あ、この言葉知ってる」「この人、過去にそんな失敗してたの!?」と、イメージを膨らませながら読むことができます。
ある意味、自分の状況に合わせたポジティブになれる偉人や著名人を探すための本、と言えるかもしれません。
できることからコツコツと
いきなり高い目標を立てて「今日から頑張るぞ!」と思っても、数日で挫折して「またダメだった。自分はなぜ、いつも三日坊主で終わるんだろう……」と落ち込むのはもったいないですよね。
簡単なことから始めて、「今日はできた!」と記録をつけ、自分で自分を褒めることで、モチベーションがアップして、より大きな目標へとステップアップすることができます。
本書では、そんな小さな成功体験を積み重ねるために、「どんなことから始めれば、ポジティブに人生を変えていけるか」のコツが詰まっています。
私はまず、30分の早起きからチャレンジしてみようと思います。