どうもTSUNJIです。
「マイホームが欲しいな~」と思い始めて数日、特に何かの本を読むでもなく、身近な誰かに聞くでもなく、いきなり物件の内覧(見学)に行ってきました(無謀)。
その行動が正しいかどうかは別として、いろいろとメリットがあったり、単純に楽しかったので、「行ってよかったな~」と感じています。
そこで今回は、「そろそろマイホームが欲しいな~」と思っている人向けに、物件内覧のメリットや当日の流れ、注意点など、僕自身の経験をまとめておきます。
この記事の目次
物件内覧のメリット
まず、物件内覧についてお話させていただく前に、「なんで物件内覧をして良かったの?」というメリットについてご紹介します。
「家を買う」ということが現実味を帯びてやる気に繋がった
生活環境や経済状況など、マイホームを購入しようとする動機は様々です。
僕自身、「二人目の子ども(生後半年)が保育園に入れなかったらどうしよう……」という不安をポジティブにとらえるためにマイホームを探し始めました。
そんななかで実際に家を見てみると、「こんな生活ができたら良いな」とか「あんな家具を買ってみたいな」と、いろいろと妄想が膨らみました。
急に「新しい生活」が現実味を帯びてきたんです。
そして、「よし!家を買うためにちゃんと勉強するぞ!」と頑張りたくなっています。
家族が喜んでくれる(気分転換になる)
我が家の一人目の子どもは現在2歳。元気いっぱいのやんちゃ坊主です。
その有り余る元気を、日頃は保育園で発散していますが、休日になると「滑り台するの~!!」「散歩いく~!!」と大暴れ。夫婦ともになかなかに体力を使います。
そんな息子を家の内覧に連れて行くと、家具が無くて広いのであっちへトコトコ、こっちへフラフラと大はしゃぎ。家に帰るとあっという間にお昼寝直行で、「あ、これ楽かも!」とついつい思ってしまいました(笑)
また、日頃、子育ての大半をお願いしてしまっている妻にとっても、良い気分転換となっているようです。
生活のイメージがわく
これは特に我が家のように、賃貸マンションから一戸建ての購入を目指す場合、「そこで生活している自分」がなかなかイメージできないんですよね。
例えば、3階建てで4LDKという物件をHPで見ていて「おお!広そう!」と思っていても、実際に足を運んでみると「けっこう廊下が狭いな……」とか、「1階に水わまりで3階にバルコニーってことは毎日洗濯物抱えて階段を上ったり降りたりしないどダメなのか」など気がつくんです。
すると、「3階建てなら2階にバルコニーが欲しいな」とか、「階段を上がってすぐの場所に収納があるのはちょっと危険かも?」と、希望の物件を探すうえでの感覚が養われていくので、ぜひ「実物」を見ておくべきでしょう。
物件内覧の流れ
次に物件を内覧するための流れについてご紹介させていただきます。
気になる物件について内覧の申し込み
Googleなどの検索エンジンで「●●市 一戸建て」とか「●●市 マンション 中古」などと調べると、不動産仲介業者のHPを見つけることができますよね。
そこのHPの中で気になる物件を探すと、だいたい「資料請求」や「電話問い合わせ」ができるように、申込みボタンがついています。
仲介業者へは、「土日の午前中ならいつでも」とか「来週の●日」など、ある程度絞った状態の内覧希望日を連絡すると、スムーズに予定を調整してもらえます。
(ただし、中古物件で持ち主さんが居住中の場合には、いつでも自由に内覧できるわけではないので注意してください)
仲介業者から内覧日について調整の連絡が入る
電話で内覧を申込んだ場合は別として、メールで連絡をした場合には仲介業者から「どんな物件を探していますか?」「他にもおすすめの物件を紹介していいですか?」と連絡が入ります。
いつ内覧をするのか、またどこで待ち合わせするのかなど、日時を調整しましょう。
また、この際、内覧に行く日にどれくらいの時間の余裕があるのか(丸一日OK or 午前中のみ等)を伝えておくと、内覧を希望する物件以外におすすめの物件がある場合にいろいろ連れて行ってくれたり、物件から最寄り駅までを歩きながら地域のことを教えてくれたりするのでおすすめです。
内覧当日
僕たち家を探す側は、特になにか準備物があるわけではありません。気になったことを書き留めるメモなどがあれば十分です。
仲介業者さんが、物件に関する資料(家の大きさや最寄り駅からの移動ルート、他のおすすめ物件などをまとめたもの)を準備してくれているので、それを片手にじっくりと見て回りましょう。
物件についてちょっとでも気になったことがあれば、バンバン質問してください。
「マイホームが欲しくて今回初めて内覧に来たんですが、今後に向けてどんなことを勉強しておくと良いですか?」なんてことを聞くと、その地域のだいたいの相場感や、家を探すときのポイントなど、かなりいろいろと喋ってくれるかもしれませんよ(我が家の実話)。
物件を内覧する時の注意点
ちなみに以下は、僕が内覧に行った時に感じた注意点です。
自分の車で見に行く
内覧のスケジュールをすり合わせる際、仲介業者さんから「車を出しましょうか?」と言ってもらいました。
しかし、我が家の場合子どもが二人ともまだ小さく、ベビーシートに座らせる必要があるためお断りしたのですが、意外とこれ正解だったな、と。
見知らぬ土地を自分の車で走ることで、道幅や交差点の見通しなど「走りやすさ」がすごく良く分かりました。特に駐車場は、「めっちゃ狭いけどちゃんと乗り降りできる!?」みたいなこともありえるので、自分の目で確認するのが一番です。
当日案内してくれる担当者さんの携帯番号を聞いておく
特に仲介業者さんの事務所ではなく、内覧する物件の駐車場や近くのパーキングで待ち合わせをする場合、事前に担当者さんの携帯番号を聞いておくことをおすすめします。
我が家のように子どもが小さい家庭はもちろん、当日の道路状況によっては、待ち合わせ時間よりものすごく早く着いたり、逆に間に合わなかったり、何が起こるか分かりません。
当日に気持ちよく内覧するためにも、「もしもの時の連絡手段」は確保しておきましょう。
「メールで良いんじゃ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、仲介業者さんによっては、「当日スタッフが全員出払っていて、外出先でメールチェックができない」なんてこともあり得るので注意してください。
自分の状況は正直に話す
人間、ついつい見栄を張ってしまうもので「どれくらいの予算で考えてますか?」とか「いつ頃までに入居したいとかありますか?」みたいな質問をされると、なんとなく良い返事をしてしまいたくなります。
けれど、そこで嘘(もしくはちょっと話を盛る)を言っても、実際にマイホームを購入する話が進んだ場合に差異が出て逆に話がややこしくなります。
「知らないことは知らない」と正直に話し、担当営業マンにしっかり相談するようにしましょう。少なくとも、「今日、購入を決めてくれ!」みたいな無茶な要求をする営業マンでなければ、常識の範囲内で色々と教えてくれるはずですので。
まとめ
僕自身、最初は「いろいろと勉強してから物件内覧に行こう」と思っていました。しかし、たまたま良さげな物件があり、問い合わせしてみたところトントン拍子で内覧が決定、家探しを決意してわずか3日後には、現地に足を運んでいました。
もちろん不安はありましたが、「自分の五感(目や耳、足など)」で感じた情報はものすごく膨大で、「あとでこんなことを調べてみよう」とか「この法律については確認しておかないと」など、かなり勉強したい内容を絞り込むことができました。
さすがに「何を置いてもまずは物件内覧だ!」とまでは言いませんが、できるだけ早いうちに何件か内覧しておいた方が、目標とするマイホーム(広さや設備、立地など)について、より深く考えることができるでしょう。
ぜひ一度、足を運んでみてくださいね!
「そもそも、今の自分の経済力でマイホームって買えるのかな?」という方は、ファイナンシャルプランナーへの無料相談サービスを使ってみるのも有りかと思います。