あなたは今の自分の仕事についてどう思っていますか?
満足?
もう辞めたい?
もっと稼ぎたい?
転職したい?
今回は、『フリーランスのための一生仕事に困らない本』という書籍を紹介します。
「フリーランスのための~」とのタイトルの通り、フリーランスとして働く人・働きたいと思っている人にとって「仕事の生み出し方」を学ぶ非常に分かりやすい書籍です。
それならば、僕のように会社勤めの人間にとっては、学ぶものが無いかと言うと全然違います。僕が読んんで一番に感じたのは「自分の仕事を整理するのに役立つ本」という印象でした。
どのような働き方をする人間にとっても、「その働き方にどんな意味を持たせるのか」は自由です。
例えば、「そろそろ仕事辞めたいな」とか「フリーランスって楽しそうだな」と、今の仕事の悪い面ばかり見るのではなく、自分にとって、今やっている仕事がどんな位置づけのものなのか、また将来にどうつながっていくのか……と想像を広げてみる。
そんな、「もう一度、自分の働き方を見つめなおすため」に、知っておいて欲しいポイントをまとめました。
この記事の目次
働く上での心がまえが全てを変える
本書では「フリーランスには3つの力が必要だと述べられています。
- 仕事を作る力
- 自分を伝える力
- お金を回す力
この3つの力は、フリーランスだけでなくどんな働き方をする上でも重要な力と言えます。
「仕事を作る力」は、指示待ちではなく自分なりの仕事を見つけていく力、「自分を伝える力」は、自分の経験を蓄積しアウトプットしていく力、「お金をまわす力」は、成長し続けるために自己投資する力、と考える事ができますよね。
また、プロとして守るべき4つの掟というものが紹介されています。
- 「できないことがある」と自覚する
- 自分との約束を守る
- 仕事のスピードを重視する
- しっかり休む
特に、最後の「しっかり休む」という視点は、必ず持っておかなければなりません。
メリハリを付けるからこそ、100%の能力を発揮して、働くことができるのですから。
働き方を考える上で重要な6つの視点
「働き方を見つめなおす」上で重要なポイントとして、「仕事を作る」というカテゴリのなかで以下のような記載があります。
- 自分を磨くための仕事/食うための仕事
- 無料の仕事/有料の仕事
- 継続的な仕事/単発の仕事
- 時間を選べる仕事/選べない仕事
- 高額な仕事/安価な仕事
- 対個人/対法人
もしあなたが、「仕事が面白くないな~」と悩んでいるのだとしたら、その仕事は↑のどこに当てはまるか考えてみましょう。
そして、自由に仕事を選べるとしたら、どんなことをやってみたいが考えてみてください。
ただし、「自分を磨くための仕事」が「安価な仕事」かもしれません。「高額な仕事」が「単発の仕事」という場合もあるでしょう。
そこで、選ぶべきは「優先順位」です。
どこだったら頑張れるか、という意識のなかで、今の仕事が非常に優先順位の低いものだったとしたら、新しい仕事を生み出す努力をするか、最悪、仕事を変えることも検討する必要がでてきますよね。
アウトプットツールとしてのブログ
僕自身が社会人生活を10年送り、最近になってブログを始めたからこそ痛感しているのが、「アウトプットの重要性」です。
その時々で、必死に働いていたはずなのに、今になって振り返ってみると、なんとなくしか思い出せない。これは本当にもったいないです。
そんなアナタは、ぜひブログを始めてみてください。
「アクセスを集めよう」とか「ブログで稼いで仕事を辞めてやる!」とかではなく、ブログを運営することが、あなたの力を伸ばし、「自分はこんなに頑張ったのか!」と成長を実感するためのものとして、ものすごく効果的なんです。
本書においては、ネタ切れしないための方法として紹介されているのですが、僕にとっては、この「自分の成長」を記録する上でおすすめの「ネタ作りの5つのコツ」があります。
- 最新より最深
- 自分が困ったことで解決できたこと
- 誰かに質問されたこと
- インプットしたこと
- 体験したこと
当ブログ『こまろくNOTE』は、まさしく「自分が困ってしらべたこと」をまとめたブログです。
何の記録もつけていなかった約9年間より、ブログを始めた8ヶ月の方が、自分の成長を実感できています(もちろん、最近だから覚えている、という意味もありますが、そもそも「思い出せる」ということ自体が重要)
どんな仕事にも必要な3つの力
社会人になると、金銭的な余裕は出てきますが、一方で時間的な余裕はどんどん無くなりますよね?でも、より一層活躍する(お金を稼げるようになる)ためには、成長し続ける必要があります。
そんなとき失敗しない自己投資先が以下の3つです。
- 書くスキル
- 読むスキル
- 話すスキル
この3つは、どんな業種・職種であっても、フリーランスや会社勤めといった働き方であっても、必ず役に立つスキルです。同時に、業界の知識やスキルを勉強するのとは違って、「意識して伸ばさないとなかなか伸びないスキル」でもあります。
もしあなたが、月に1冊くらいは本でも読んでみようかな~と思ったことが有るのであれば、この3つのスキルを伸ばす本を探せば、必ず将来に役立つことでしょう。
フリーランスのための一生仕事に困らない本まとめ
フリーランスの方が、自分の仕事を自分で選ぶ、という意味で自由度が高いと言えるかもしれません。会社勤めの方が、金銭面で安定するという人もいるでしょう。
重要なのは、「あ、今の仕事は違うかも?」とか「フリーランスになろうかな?」と思った時に、「なぜ違うと思うのか」をしっかりと落としこむことです。
「自分が目指すのはどこか?」という指針を作ることによって、それが会社勤めであってもフリーランスであっても、迷うこと無く働けるようになります。
「働き方」という事柄について、徹底的に整理して、あなただけの働き方を見つけてください。
以上、TSUNJI(@tsunji1983)でした。
参考:本書の目次
参考までに、本書の目次を載せておきます。これは!』と思うところがあればぜひ読んでみてください。
はじめに
フリーランスとして、真の自由を手に入れる第1章
「一生食うためのルール」8つのポイント第2章
「あなたにしかできない仕事」をたくさん作ろう!第3章
やりたい仕事が飛び込んでくる!「自分メディア戦略」第4章
プロフェッショナルフリーランスの「お金の活かし方」特別付録
もう人任せにしない!青色確定申告のやり方おわりに
フリーランスとして、世界を変える