ぽっちゃり赤ちゃんでも使える!『バンボマルチシート』の優しいフィット感に惚れた♪
ベビーチェアで有名な『バンボ(Bumbo)』に、『バンボ マルチシート』という商品があるのはご存じですか?(実は僕自身、店舗で発見するまで知りませんでした)
離乳食も始まり、「そろそろベビーチェアが欲しいな~」と、『バンボ(Bumbo)』を目当てに赤ちゃん本舗へ行ってみたところ、驚愕の事実が発覚。
生後6ヶ月ちょっとの息子のふとももがむちむちすぎて入らない……(笑)
確かに、Amazonのレビューで『バンボ(Bumbo)』について調べると、「ぽっちゃりの赤ちゃんは注意!」という口コミもありました。ただ、まさか生後6ヶ月で入らないとは……(『バンボ(Bumbo)』の対象年齢は首が座ってから14ヶ月まで)
そんなとき、すぐ横に並べられていたベビーチェアが『バンボマルチシート』でした。
今回は、実際に店舗で比較した4つのベビーチェアの紹介と、『バンボマルチシート』を選んだ5つの理由をご紹介します。
- 2016年5月16日:金額等のデータについて再確認
- 2016年6月10日:各商品のAmazonのレビュー数のデータ+αを追記
- 2017年9月20日:全体的な文章の見直しと二人目の子どもの使用レビューを追加
- 2018年8月19日:デザインの崩れを修正
- 2020年9月20日:各商品の金額やレビュー数を更新
僕が赤ちゃん本舗で比較した人気のベビーチェア4品
※下記のデータは2020年9月20日時点のものです。
バンボ ベビーソファー
Amazonの評価 | 182件のレビューで★4.3 |
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対象年齢 | 首がすわる頃 ~ 14ヵ月 |
適応体重 | ~10kgまで |
太もも周りのサイズ | 28cm |
価格 | 6,505円~7,150円(2020年9月20日時点) |
背面・座面ともに低反発素材っぽいクッションになっており、その抜群の安定感から人気の高いベビーチェアです。
Twitterでちらほらやり取りさせて頂いている三十路男さん(@30sman_blog)のレビュー記事を見て、我が家でも購入しようと考えていました。
参考バンボはいつから?/生後5ヶ月半の赤ちゃんを座らせてみた
だがしかし!
ウチの息子(生後6ヶ月ちょっと)を座らせた画像がこちら↓
冬服でちょっと分厚い素材のズボンをはかせているものの、びっくりするぐらいジャストフィット。むちむちのふとももが、ぱっつんぱっつんです!(笑)
抱っこするために息子の両脇に手をいれて持ち上げようとすると、足が抜けずに付属品のようにバンボも付いてくるほどでした……。
Q.子どもが動き回るようになって足が細くなったら使えるようになる?
※2016年6月10日追記
息子が1歳になったある日、Amazonの『バンボマルチシート』のレビューで「赤ちゃんが動きまわるようになって痩せたから使えるようになった」という口コミがあったのを思い出しました。
そこで、『バンボマルチシート』を購入して約5ヶ月が経過、元気に走り回るようになった息子を『バンボ(Bumbo)』に座らせてみた画像がコチラ↓
【結論】むちむちなものは、やっぱりむちむちなのです(笑)
カリブ ソフトチェアー トレイ付
Amazonの評価 | 193件のレビューで★4.0 |
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対象年齢 | 首の据わる3・4ヶ月から~14ヶ月まで |
適応体重 | ~10kg |
太もも周りのサイズ | テーブル設置時約27cm(実測) |
価格 | 3,999円(2020年9月20日時点) |
『バンボ(Bumbo)』とよく比較されるのが、この『カリブ』。
『バンボ(Bumbo)』に比べると「ふとももがゆったりしている」という口コミが多いのですが、Amazonや楽天の商品ページをみると「脚入れ部分の周囲:約14.5cm」との表記が……?
この14.5cmというのがどの部分の示しているのか分からなかったので、赤ちゃん本舗にメジャーを持って行き、テーブルをつけた状態で足を通す部分をぐるっと測ってみると、27cmと『バンボ(Bumbo)』とほぼ同じサイズでした。
「数値がほぼ同じなのに、なんでゆったりしているの?」と思いましたが、どうやら足の部分の形状に秘密がありそうです。
『バンボ(Bumbo)』は、太ももの上の部分がすぼまっていて「Ω」を逆さにした形状。一方『カリブ』はほとんど凹型の形状なので締め付け感が無いんですよね。
懸念点は、『バンボ(Bumbo)』と比べた時のクッション性の低さ(けっこう固い……)&テーブルの安っぽさ。値段相応と言われればそれまでですが……。
リッチェル 2WAYごきげんチェア
Amazonの評価 | 641件のレビューで★4.3 |
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対象年齢 | 7ヶ月 ~ 60ヶ月 |
適応体重 | 記載無し |
太もも周りのサイズ | フリー |
価格 | 3,480円~5,995円(2020年9月20日時点) |
Amazonの「ベビーチェア 売れ筋ランキング」で第1位だったのが『リッチェル』。
(記事を作成した2016年2月時点)
「対象は5歳まで」+「高さの調節&イスに取り付けるためのベルト有り」+「なのにバンボの半額以下」というめちゃくちゃコストパフォーマンスが高いベビーチェアです。
ただし、他のベビーチェアとは違い、股の間ははベルト紐のみなのでかなり不安定です。どちらかと言うと、すでにお座りできるようになった子どもが、パパ・ママと一緒に椅子でご飯を食べるための補助器具という印象でした。
あと、座面にクッションが無いため、もし本当に7ヶ月から使うのであれば、背もたれや両脇に毛布やタオルをかけるなどの工夫をしないと、座面に余裕がありすぎて横に倒れてしまいそう……。
Bumbo バンボマルチシート
Amazonの評価 | 86件のレビューで★4.1 |
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対象年齢 | 6ヶ月 ~ 36ヶ月 |
適応体重 | ~15kgまで |
太もも周りのサイズ | クッション&テーブル設置時約31cm(実測) |
価格 | 11,894円(Amazon Choice/2020年9月20日時点) |
最後に見つけたのがこの『バンボマルチシート』。
普通の『バンボ(Bumbo)』に比べると、使い始めの月齢は「首が座るころ(だいたい生後2~3ヶ月くらい?)」だったものが「6ヶ月~」とすこし遅くなります。
一方、使用できる年齢は、「14ヶ月」までしか使えなかったものが「36ヶ月」までとかなり長く使えるので、コストパフォマンスは『バンボマルチシート』の圧勝と言えるでしょう。
さらに、テーブルはがっちり固定できるし、座面の高さ調整機能やテーブルの椅子に取り付けるベルトも有るし、完全に一目惚れしました。
バンボマルチシートをおすすめする5つの理由
ぽっちゃり赤ちゃんでも使える優しいフィット感
購入を決めた一番の理由が、「締め付けすぎず、かといって不安定にもならない 優しいフィット感」!
うちの息子は、むちむちのふともものせいで『バンボ(Bumbo)』がぱっつんぱっつんでした。でも、この『バンボマルチシート』なら余裕!
しかも、ふとももの下からおしりの方に向かって、座面が緩やかな下り坂になっていて、事前と後ろにもたれかかるようになっています。(上の写真で言うと、奥の方に向かって座面がすこし低くなっている状態)
さらに、テーブルやベルトをすれば、脱出される恐れも有りません。
Q.バンボマルチシートはいつから使えるの?
※2017年9月20日追記
息子(一人目の子ども)のときは、ふともものむちむち具合もあって生後6ヶ月からバンバン利用していた『バンボマルチシート』。
では、「ぽっちゃりじゃない赤ちゃんはいつから『バンボマルチシート』を使えるの?」と思って、生後5ヶ月を経過した娘(二人目の子ども)が離乳食を開始するのに合わせて使ってみました。
うちの娘は、母子手帳における発育曲線で平均よりちょっと小さい程度。息子に比べると、余裕で座ることができるものの、かといって不安定なわけでもなく、生後5ヶ月くらいでも利用開始できそうです。
ただ、痩せ型の赤ちゃんに『バンボマルチシート』を利用させる場合は、腰回り(両脇のあたり)の隙間が大きくなる可能性が高いので、タオルなどを挟むと使いやすいかもしれません。
しっかりとした重量と安定感
これは普通の『バンボ(Bumbo)』にも共通する特徴ですが、しっかりとした重量があり、赤ちゃんが体をゆらしたくらいではビクともしません。
- 『バンボ(Bumbo)』は1.7kg
- 『バンボマルチシート』は1.9kg
成長に合わせて、中のクッション素材(上の写真の水色のクッション)の取り外しも可能なので、月齢や体型に合わせて長く使うことができます。
がっちり固定されるテーブルでご飯をあげるのが楽
ご飯をあげている最中に、子どもに脱走されたことはありませんか?
『バンボマルチシート』のテーブルは「ガチッ!」っとハマるようになっていて、外すためには裏側のレバーを握ってロックを外してから引き抜く必要があります(レバーは結構かたいのでしっかり力を入れる必要有り)。
子どもが簡単に外せない構造になっているので、ご飯の間、ちゃんと座り続けてくれるようになります。
また、テーブル自体に厚みがあり、赤ちゃんが「はやくご飯を~!!」とバンバンと叩いてもまったく問題ありません。
高さ調整やイス固定ベルトなど自由度抜群
『バンボマルチシート』には、掃除機のコードのように本体内部に収納することのできるベルトがついています。このベルトを、普通の椅子の背中側とおしり側にぐるっと回せば、しっかり固定することができるんです。
また、底面のパーツを外すことができ、前後180度回して閉めると約4cm高くすることもできます。
Q.椅子に取り付けた時、グラグラしないの?
※2016年6月10日追記
我が家はこたつ生活なので、いつもはフローリングにそのまま置いて使っていますが、実家へ帰ったタイミングで、椅子への取り付けた時の安定性についても検証してみました。
ベルトがほとんど伸び縮みしない素材なため、長さ調節にすこし手間取りましたが、一度付けてしまえばかなりしっかりホールドされる感じ。息子を座らせてみても安定感抜群でした!
※先に『バンボマルチシート』を椅子に固定できたことを確認してから、お子様に座ってもらうようにしましょう。
全てのアイテムを収納可能で省スペース
テーブルは背面に収納する場所が有りますし、固定用のベルトも簡単に取り外して、中に入れることができます。驚くことに、座面のクッションすら内部に収納することができるんです。
これで「使わないパーツを外しておいたらどこかに行ってしまった」などというトラブルを避けることができるので、次に生まれた赤ちゃんもちゃんと利用することができますね。
まとめ:ぽっちゃり赤ちゃんはバンボマルチシートを選ぶべき!
Amazonなどのレビュー数を見る限り、『バンボマルチシート』はあまり多くのパパ・ママに知られるベビーチェアではないかもしれません。
値段的にも、『リッチェル』や『カリブ』に比べると、倍近い金額になります。
ただ我が家の場合は、『バンボマルチシート』のしっかり赤ちゃんを支えてくれるフィット感と、長く使えるカスタマイズ性を知ってしまうと、もうこれ以外を買う選択肢が無くなってしまいました。
実際のところ、息子が2歳半で利用を終えるころに娘が利用するようになり、もう2年半くらい連続で利用していますが、どこも故障せずに使えているので本当に買ってよかったと思っています。
「長く使えるのが良いのなら、5歳まで使える『リッチェル』はどうなの?」という声も聞こえてきそうですが、あまりにもフィット感が無さすぎて「ちゃんと座ってくれる?」と不安になり、最初に買うベビーチェアとしては選びづらかったです。
「うちの子、御飯食べるの大好きなんだよな~」という、ぽっちゃり赤ちゃんのパパ・ママは、ぜひ一度、最寄りのベビー用品店で『バンボマルチシート』を触ってみてください。
きっと気に入ると思いますよ!
以上、TSUNJI(@tsunji1983)でした。
公式HPに『バンボマルチシート』の紹介動画があったので、参考に載せておきます。